ジャンル 世界を知る

早稲田校

大隈重信の教育外交 早稲田大学にはなぜ中国人留学生が多いのか

  • 夏講座

石濱 裕美子(早稲田大学教授)

曜日 土曜日
時間 13:10~18:10 ※途中休憩をはさみます。
日程 全1回 ・09月07日 ~ 09月07日
(日程詳細)
09/07
コード 120389
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

講義概要

大隈重信は外務大臣に着任するや腹心の矢野龍渓を全権公使として中国におくり日本留学を勧めさせ、自らの設立した東京専門学校(早稲田大学の前身)ほかに多数の留学生を受け入れた。一方、日本からアジアにも多数の日本人教習が大陸へと渡っていった。大隈重信がアジアを重視した背景には、教育を通じてアジアを支援することを国益につながるという実利的な目的と、欧米文化偏重の当時の教育界や政界に対する批判的な眼差しがあった。アジアの日本留学熱は日露戦争後ピークに達し、大隈による対華二十一箇条要求により急速にしぼんでいく。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/07    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。

講師紹介

石濱 裕美子
早稲田大学教授
出身地:東京都。博士(文学)。研究分野:チベット・モンゴル・満洲の歴史と文化。主な著訳書等:『ダライ・ラマと転生』(扶桑社)、『物語チベットの歴史』(中公新書)、『世界を魅了するチベット』(明石書店)、『ダライ・ラマの仏教入門』(光文社)、『チベット仏教世界の歴史的研究』 (東方書店)など。

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