ジャンル 人間の探求

早稲田校

脳の働きの障害を考える 高次脳機能の障害から発達障害・認知症まで

  • 秋講座

坂爪 一幸(早稲田大学教授)

曜日 土曜日
時間 13:10~14:40
日程 全5回 ・11月09日 ~ 12月14日
(日程詳細)
11/09, 11/16, 11/30, 12/07, 12/14
コード 130544
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・脳の働きの障害を知る。
・高次脳機能障害から発達障害や認知症の特徴を理解する。
・支援の原則や種類への理解を深める。

講義概要

脳の働きのうち、感覚・運動は脳の基礎機能、言語・認知・記憶・注意・遂行(実行)機能などは脳の高次機能です。脳の損傷や萎縮で高次脳機能は低下します(高次脳機能障害・認知症)。また脳の神経発生・発達の問題で高次脳機能は遅滞・偏向します(発達障害/神経発達症)。そして発達や加齢は高次脳機能の獲得や衰えです。脳の働きに問題があると周囲との関係性が不適切になり、負の心理・感情反応が喚起されます。これらのために日常・社会生活で能力の不十分さや特徴的な行動が出現します。高次脳機能の問題を知るには神経心理学の見方が必要です。本講座では脳の働きの障害への理解と支援を神経心理学の立場から考えたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 11/09    
2 11/16    
3 11/30    
4 12/07    
5 12/14    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆2023年度秋学期の同名講座とおおむね同じ内容です。

講師紹介

坂爪 一幸
早稲田大学教授
公益社団法人発達協会理事長。博士(医学)。公認心理師、言語聴覚士、臨床心理士、臨床発達心理士、臨床神経心理士の資格を保有。専門分野は神経心理学、発達神経心理学、障害心理学、認知リハビリテーション、学習心理学。主な著書に「高次脳機能の障害心理学」、「特別支援教育に力を発揮する神経心理学入門」、「特別支援教育に活かせる発達障害のアセスメントとケーススタディ」等がある。
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