ジャンル 現代社会と科学

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社会人のための必修教養講座 憲法が保障するもの 憲法とは何かを考える

  • 春講座

阪口 正二郎(早稲田大学教授)

曜日 金曜日
時間 19:00~20:30
日程 全6回 ・04月12日 ~ 05月24日
(日程詳細)
04/12, 04/19, 04/26, 05/10, 05/17, 05/24
コード 710705
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・憲法は、しばしば政治的議論の対象になるため馴染みがあるが、そもそも憲法とはどのような法で、民法や刑法など他の法とはどう違うのか、理解しよう。
・日本の憲法、そしてそれをめぐる議論は、他の国の憲法のそれと比べてどのような共通点と相違点があるのだろうか、憲法改正などの論点を対象に考えてみよう。
・「共生」ということの重要性がよく説かれるが、その意味や課題を憲法を通じて考えてみよう。

講義概要

本講座では、憲法とは何か、それはいかなる役割を果たす法律なのか、日本における憲法をめぐる議論は他国における議論とどう異なるのか、日本において憲法が果たしている役割は何か、その課題はどこにあるのかを、受講者のみなさんと一緒に考えることにしたい。受講者のみなさんの質問を歓迎する。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/12 憲法とはどのような法か? 憲法とはどのような法で、他の法律とはどのような違いがあるのかを考える。
2 04/19 立憲主義とは? 憲法のキー概念である立憲主義について考察する。立憲主義と民主主義はどのような関係にあるのかについても考える。
3 04/26 憲法改正 憲法の改正とはいかなるもので、どのような場合に必要か、日本における憲法改正論議にはどのような特徴があるのか考える。
4 05/10 アメリカ憲法と日本国憲法 日本国憲法に大きな影響を与えているアメリカ憲法とはどのような憲法なのか、どのように運用されてきたのか考える。
5 05/17 共生社会における憲法の役割と課題ー宗教を素材に 宗教を素材にして、共生の困難さ、共生のための憲法の役割とは何かについて考える。
6 05/24 日本の違憲審査制 裁判所が法律が合憲か、違憲かを判断する制度が違憲審査制である。日本の違憲審査制の運用は他国におけるそれと比較してかなり特殊なものだとされてきた。どのような特使性があるのか、その原因は何かについて考える。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は5月31日(金)を予定しております。
◆Zoom ミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆3/15(金) 19:00より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。https://www1.ex-waseda.jp/online/
「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。

備考

無料体験会での本講座の様子を公開しました。5分程度の動画です。
再生すると音が出ます。視聴の際はご注意ください。

講師紹介

阪口 正二郎
早稲田大学教授
博士(法学、一橋大学)。専門分野は、憲法、比較憲法。東京大学、一橋大学、早稲田大学等で憲法学、比較憲法学について講じる。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店