ジャンル 文学の心

早稲田校

朗読の楽しみ【火曜クラス】

  • 冬講座

鈴木 千秋(朗読家、フェリス女学院大学講師)

曜日 火曜日
時間 13:10~14:40
日程 全5回 ・01月14日 ~ 02月18日
(日程詳細)
01/14, 01/21, 01/28, 02/04, 02/18
コード 140107
定員 15名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 19,800
ビジター価格 受講料 ¥ 22,770

目標

・朗読初心者にも基礎からわかりやすく指導します。
・朗読経験者の、さらなる成長を目指します。
・各自の朗読をさらに深めていくために、表現力の向上を目指します。

講義概要

朗読を初めて勉強する方から長く勉強をされている方まで、さまざまな層の受講生に対応していきます。
毎回、基礎となる発声練習や滑舌の練習の後、課題作品の精読を試み、作品の世界を聴き手に伝えるための表現方法の習得を目指します。
冬講座では、内海隆一郎の「油のつぶやき」を教材として進めていきます。
天麩羅屋「天朔」の四代目・寺田幸吉は、実は先代の実子ではなく、新橋の焼け跡で先代夫婦に拾われていて・・・。
幸吉や妻の芳子の視線で語られる心情を、丁寧に紡いでいきましょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/14 丁寧に物語を紡ぐ 内海隆一郎の「油のつぶやき」(光文社文庫「鰻の寝床」所収)を教材に進めていきます。
東京大空襲の翌日、新橋の焼け跡で先代夫婦に拾われて実子同様に養育してもらい、四代目の当主として天麩羅屋「天朔」を継いだ寺田幸吉。
実は幸吉は、物心つく頃から四十年余にわたって実の親探しを続けていましたが、ずっとわからないまま。そして今日、同じ街の老舗の鮨屋・浮舟寿司の主人から、幸吉の弟ではないかと思われる人物が客として店に来ているという知らせをもらいますが・・・。 天麩羅にかける先代からの情熱や、肉親や先代夫婦への思いなど、情景や心情を想像して丁寧に物語を紡いでいきましょう。
2 01/21 丁寧に物語を紡ぐ 内海隆一郎の「油のつぶやき」(光文社文庫「鰻の寝床」所収)を教材に進めていきます。
東京大空襲の翌日、新橋の焼け跡で先代夫婦に拾われて実子同様に養育してもらい、四代目の当主として天麩羅屋「天朔」を継いだ寺田幸吉。
実は幸吉は、物心つく頃から四十年余にわたって実の親探しを続けていましたが、ずっとわからないまま。そして今日、同じ街の老舗の鮨屋・浮舟寿司の主人から、幸吉の弟ではないかと思われる人物が客として店に来ているという知らせをもらいますが・・・。 天麩羅にかける先代からの情熱や、肉親や先代夫婦への思いなど、情景や心情を想像して丁寧に物語を紡いでいきましょう。
3 01/28 丁寧に物語を紡ぐ 内海隆一郎の「油のつぶやき」(光文社文庫「鰻の寝床」所収)を教材に進めていきます。
東京大空襲の翌日、新橋の焼け跡で先代夫婦に拾われて実子同様に養育してもらい、四代目の当主として天麩羅屋「天朔」を継いだ寺田幸吉。
実は幸吉は、物心つく頃から四十年余にわたって実の親探しを続けていましたが、ずっとわからないまま。そして今日、同じ街の老舗の鮨屋・浮舟寿司の主人から、幸吉の弟ではないかと思われる人物が客として店に来ているという知らせをもらいますが・・・。 天麩羅にかける先代からの情熱や、肉親や先代夫婦への思いなど、情景や心情を想像して丁寧に物語を紡いでいきましょう。
4 02/04 丁寧に物語を紡ぐ 内海隆一郎の「油のつぶやき」(光文社文庫「鰻の寝床」所収)を教材に進めていきます。
東京大空襲の翌日、新橋の焼け跡で先代夫婦に拾われて実子同様に養育してもらい、四代目の当主として天麩羅屋「天朔」を継いだ寺田幸吉。
実は幸吉は、物心つく頃から四十年余にわたって実の親探しを続けていましたが、ずっとわからないまま。そして今日、同じ街の老舗の鮨屋・浮舟寿司の主人から、幸吉の弟ではないかと思われる人物が客として店に来ているという知らせをもらいますが・・・。 天麩羅にかける先代からの情熱や、肉親や先代夫婦への思いなど、情景や心情を想像して丁寧に物語を紡いでいきましょう。
5 02/18 丁寧に物語を紡ぐ 講座最終日には、物語全編を発表の形式で通し読みをしていきます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆滑舌の練習として講義の始めに「外郎売」の練習をします。既にテキストをお持ちの方はご持参くだ さい。
◆この講座では事前に予習のため朗読の資料を送付しています。お申込みが開講直前ですと、資料が開講までにお手元に届かないことがあります。
その場合は当日のお渡しとなります。
◆休講が発生した場合の補講日は2月25日(火)を予定しています。

講師紹介

鈴木 千秋
朗読家、フェリス女学院大学講師
東京生まれ。舞台朗読の第一人者・幸田弘子氏に師事。現在はフェリス女学院大学、エクステンションセンター等で朗読講師を務める。樋口一葉、夏目漱石、「源氏物語」「おくのほそ道」など幅広い作品で毎年朗読公演開催。漱石山房記念館、太宰治文学サロンなどでも朗読。ここ数年は「ピアノと朗読で奏でる源氏物語」・「女君で紐解く源氏物語」をシリーズで展開している。
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