ジャンル 芸術の世界
早稲田校
歌舞伎と文楽
児玉 竜一(早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館館長)
曜日 | 木曜日 |
---|---|
時間 | 10:40~12:10 |
日程 |
全4回
・01月09日 ~
02月06日 (日程詳細) 01/09, 01/16, 01/23, 02/06 |
コード | 140401 |
定員 | 50名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・江戸時代を代表する芸能である、歌舞伎と文楽を、比較対照しながら、そのみどころを具体的に紹介します。
・昔から今にいたる舞台を映像で鑑賞しながら、作品にまつわる芸談やエピソードなどを紹介することを通して、歌舞伎と文楽、それぞれの特質や面白さ、楽しみ方、さらには周辺文化への拡がりを学びます。
講義概要
冬学期は4回限定ですので、通常の春・秋学期(各10回)では扱う機会のなかった作品を取り上げることにして、2025年に生誕100年を迎える、三島由紀夫と歌舞伎・文楽についてお話しします。
幼少期から歌舞伎に馴染んだ三島は、20代前半で歌舞伎の評論に手をそめ、20代後半で新作歌舞伎の作者となります。擬古典様式にこだわった独自の新作群は、三島歌舞伎として、戦後歌舞伎の中でも異彩を放つ存在となりました。三島歌舞伎の作品を中心に、三島由紀夫と、歌舞伎・文楽をはじめとする古典芸能の関わりについて紹介します。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 01/09 | 三島由紀夫と古典芸能 | |
2 | 01/16 | 「地獄変」「鰯賣戀曳網」 | |
3 | 01/23 | 「むすめごのみ帯取池」「芙蓉露大内実記」と「熊野」 | |
4 | 02/06 | 最後の大作「椿説弓張月」 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は2月20日(木)を予定しています。
◆2024年度の同名講座の継続講座で2024年秋学期の継続生優先となる講座です。継続受講者が定員に満たない場合は、それ以外の方もお申し込みいただけます。
講師紹介
- 児玉 竜一
- 早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館館長
- 昭和42年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、早稲田大学助手、東京国立文化財研究所、日本女子大学などを経て現職。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎 日本の伝統芸能への誘い』(教育芸術社)、共編著に『カブキ・ハンドブック』(新書館)、『映画のなかの古典芸能』(森話社)など。「朝日新聞」で歌舞伎評担当。2013年より早稲田大学演劇博物館副館長を経て現在は館長。