ジャンル 日本の歴史と文化

オンデマンド

【オンデマンド】社会人のための必修教養講座 日本通史―原始・古代史編

  • 秋講座

吉野 領剛(都立西高等学校教諭)

コード 930209
定員 25名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 11,880

目標

・史・資料を活用して、日本史についての理解を深める。
・通史学習を通して、それぞれの時代の特徴をつかむ。
・自分なりの、ただし柔軟性と可変性を兼ね備えた歴史観をもつ。

講義概要

この講座名を見て立ち止まった方は、間違いなく日本史好き。興味があるのは、平安文学? 戦国の群雄割拠? 幕末の動乱? そうしたピンポイントな関心は、その時代の、あるいはその前後の時代の政治・経済・社会・文化を包含した通史を学習することでより一層高まり、また理解も深まっていくことでしょう。大河ドラマを見ながら「生徒・学生時代の記憶が……」とお嘆きの方、大歓迎です。本講座では、共通テストや新しい学習指導要領が求める「史・資料を吟味する姿勢」を重視しながら、広く日本史を眺めていきます。※本講座は2022年度春学期の同名講座をバージョンアップしたものになります。

各回の講義予定

講座内容
1 通史学習の基礎、狩猟・採取の時代 まず日本通史の学習に必要な時代区分や古代行政区分についてお話します。
旧石器・縄文文化の成立について、自然環境の変化に注目し、石器・土器などの考古資料を通して考察しましょう。
2 ムラからクニへ 水稲耕作の開始および金属器の伝来によって弥生文化が成立したことを理解し、集落や墓の変容といった考古資料と、『魏志』などの中国の文献史料に基づき、小国の形成・連合について多角的に考察しましょう。
3 古墳とヤマト政権 古墳の変遷からヤマト政権と各地の政治勢力との関係を考察し、中国及び朝鮮半島情勢との関連や大陸文化の受容を踏まえて、ヤマト政権を総合的に理解しましょう。
4 飛鳥の朝廷 推古天皇・厩戸王・蘇我馬子による政権運営や飛鳥文化の形成について、仏教の受容や遣隋使などの大陸との交流を踏まえて考察しましょう。
5 律令国家への道 大化改新・白村江の戦い・壬申の乱などを通して天智・天武朝の政治動向に着目し、律令体制整備の過程と白鳳文化の形成過程について考察しましょう。
6 律令国家の構造 大宝律令に規定された統治組織・官僚制、土地と民衆の把握・税制、および東アジアや地方社会との関係などについて学び、律令に基づく国内統治体制について考察しましょう。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2024/08/27)から学期終了翌月末(2025/01/31)までになります。一般申込開始(2024/08/27)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 春期 「社会人のための必修教養講座 日本通史―原始・古代史編」 (04/15〜06/17 月曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

吉野 領剛
都立西高等学校教諭
1974年東京生まれ。法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻修了。都立高校で日本史教育を担当。
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