ジャンル 人間の探求

中野校

謝罪の哲学 謝るとは何をすることなのか

  • 春講座

古田 徹也(東京大学大学院准教授)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全1回 ・06月07日 ~ 06月07日
(日程詳細)
06/07
コード 310513
定員 54名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・そもそも「謝罪」とはどのような行為であるのかを、多面的に深く理解する。
・謝罪の機能や不適切な謝罪の特徴といった実践的な知識を身につける。

講義概要

私たちは日々、ニュースなどで謝罪に関する話題を目にしています。また、私たち自身も、ほとんど毎日のように謝ったり謝られたりしながら(そして、他人の謝罪を見たり聞いたりしながら)生活しています。謝罪は、私たちにとってきわめて馴染み深い実践ですが、この実践の全貌を見渡すことは決して容易ではありません。この講義では、そもそも謝るとは何をすることなのか、謝罪はどのような場合に不適切なものとなるのか、といった諸問題を多角的に解きほぐします。形骸化した不適切な謝罪があふれかえっているこの社会だからこそ、謝罪とは何かをあらためて考えることは重要な機会となるでしょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/07    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座については、休講が発生した場合の補講日は設けておりません。
◆参考図書:古田徹也著『謝罪論』(柏書房)

講師紹介

古田 徹也
東京大学大学院准教授
1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学准教授、専修大学准教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は哲学・倫理学。主な著書に、『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)、『謝罪論』(柏書房)、『言葉なんていらない?』(創元社)などがある。

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