ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

日本語と漢字

  • 夏講座

今野 真二(清泉女子大学教授)

曜日 土曜日
時間 13:10~18:10 ※途中休憩をはさみます。
日程 全2回 ・07月26日 ~ 08月30日
(日程詳細)
07/26, 08/30
コード 120275
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・漢字を通して日本語の歴史をとらえるという新しい観点を知ることができる。
・日本語と漢字とのかかわりについて理解を深めることができる。
・日本語の歴史がこれまでと変わってみえるようになる。

講義概要

文字は「はなしことば」(音声言語)を視覚化するための2次的なもの、という「みかた」が欧米の言語学の「みかた」です。日本語は表意文字である漢字をずっと使ってきています。そこに「日本語の歴史」の特徴があります。本講座では、漢字と日本語とがどのように深く関わっているかということに注目して、日本語の歴史をみなおしてみます。そのことによって、漢字が単なる文字であることを超えて日本語そのものに大きな影響を与えてきていることが実感できるはずです。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/26 日本語における漢字について 1:漢字の書体・字形・字体について
2:旧字体と新字体
3:日本語を中国語を文字化するためにうまれた漢字によって文字化するということはどういうことか
2 08/30 漢字によって日本語を文字化する 1:手書きと印刷
2:表語・表意・表音
3:振仮名の機能

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は9月6日(土)を予定しています。
◆本講座は2024年度夏に同名講座が開講していますが、完全に刷新された内容となっています。

講師紹介

今野 真二
清泉女子大学教授
神奈川県鎌倉市生まれ。修士(文学、早稲田大学)。専門分野は、日本語学。日本語の歴史及び日本語の表記。『百年前の日本語』』『うつりゆく日本語をよむ』『日本語と漢字』(いずれも岩波新書)などの著作物がある。
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