ジャンル 芸術の世界

中野校

仏教美術の東漸―法隆寺の再建非再建論争について

  • 夏講座

大橋 一章(早稲田大学名誉教授)

曜日 火曜日
時間 10:40~12:10
日程 全5回 ・08月05日 ~ 09月09日
(日程詳細)
08/05, 08/19, 08/26, 09/02, 09/09
コード 320403
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・法隆寺の再建非再建論争に対する理解を深める
・法隆寺の仏教美術に対する理解を深める

講義概要

仏教はインドから中国、三国時代の朝鮮半島を経て538年に日本へと東漸しました。日本で初の本格的寺院として飛鳥寺が造営されると、推古朝期には聖徳太子によって法隆寺が創建されます。法隆寺の建築は世界最古の木造建築として知られますが、『日本書紀』は670年に焼失したと記しており、飛鳥時代の創建期の建築つまり非再建か、焼失後の白鳳時代に再建されたものかで論争がありました。歴史学者や建築学者によって繰り広げられた論争の顛末を解説します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 08/05 法隆寺の再建非再建論争1  
2 08/19 法隆寺の再建非再建論争2  
3 08/26 法隆寺の再建非再建論争3  
4 09/02 法隆寺の再建非再建論争4  
5 09/09 法隆寺の再建非再建論争5  

備考

※講師の都合により、7月8日(火)は休講となりました。補講は、9月9日(火)に行います。パンフレットに記載の日程から変更になっていますのでご注意ください。
※講師の都合により、7月22日(火)は休講となりました。補講は、8月19日(火)に行います。

講師紹介

大橋 一章
早稲田大学名誉教授
専門は仏教美術史、東洋・日本美術史。早稲田大学東アジア「仏教」文明研究所所長等を歴任。『寧楽美術の争点』、『日本の古寺美術〈4〉薬師寺』、『聖徳太子への鎮魂 ― 天寿国繍帳残照』、『奈良大和路』、『天寿国繍帳の研究』、『飛鳥の文明開化』、『図説 敦煌 ― 仏教美術の宝庫 莫高窟』、『法隆寺・薬師寺・東大寺 論争の歩み』等著書多数。
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