ジャンル 世界を知る

早稲田校

名画から学ぶ「経営・会計の世界史」

  • 春講座

田中 靖浩(作家、公認会計士)

曜日 水曜日
時間 19:00~20:30
日程 全6回 ・04月09日 ~ 05月21日
(日程詳細)
04/09, 04/16, 04/23, 05/07, 05/14, 05/21
コード 110311
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・経営や会計の発展を、絵画の歴史を関連させつつ学ぶ。
・ビジネスとアートのつながて学ぶおもしろさを体験する。

講義概要

「経営・会計」と「絵画」は無関係、対極的な分野だと思われていますが、実はしっかりと繋がっています。経済が潤うとアートにお金が流れるからです。宗教改革、産業革命、フランス革命といった、いくつかのターニングポイントを経て、画家・パトロン・政治家たちは色鮮やかな歴史絵巻を紡いできました。その500年にわたる経営・会計の物語を名画とつなげながら楽しくお話しします。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/09 イタリア編:レオナルド・ダ・ヴィンチと簿記の意外な関係 簿記と銀行は中世後期のイタリアで誕生しています。宗教画の多いルネサンス期の絵画を紹介しながら、受胎告知と決算書の謎、レオナルド・ダ・ヴィンチ絵画と簿記の父ルカ・パチョーリの不思議な縁などのトピックを解説します。簿記・遠近法・楽譜を生んだヨーロッパの数量革命についても解説します。
2 04/16 オランダ編:プロテスタントたちが取引した株式とチューリップと絵画 カトリック・スペインの圧政や重税に苦しんだ末、独立戦争を起こしたプロテスタントたちが建国したオランダ。なぜそこで世界初の株式会社と証券取引所が生まれたのでしょうか? そして世界初のバブル崩壊となったのがチューリップだった皮肉やレンブラントの短かった黄金時代など、新たな国をめぐる物語について解説します。
3 04/23 ドイツ編:グーテンベルクの活版印刷から絵画や音楽の花が開く マインツにて活版印刷を発明したグーテンベルクは意外にも経済的に不遇な生涯でした。しかし彼の発明は書籍の普及となって、ビジネスのみならず絵画・音楽といったアート分野の発展につながっていきます。北方ルネサンスの巨匠デューラーを取り上げつつ、ドイツ・オーストリアのクラシック音楽の発展についても触れます。
4 05/07 フランス編:市民革命の前後で大きく変化した絵画と印象派の登場 フランス絵画は市民革命の前と後で流行が大きく変化します。イタリアへの憧れからはじまったフランス絵画の黎明期から市民革命へ歩んだ道のり、そして革命後に登場したナポレオンがアート界や美術マーケットに及ぼした影響、そして最後に印象派の登場、ルーブル美術館の歩みまでを幅広く解説します。
5 05/14 イギリス編:イタリアへのあこがれと産業革命が経済と絵画に及ぼした影響 北の小国にすぎなかったイギリスは、産業革命によって一気に経済大国への歩みを進めました。産業革命の最終段階で登場した蒸気機関車は、経済・組織・会計などさまざまな面で変革をもたらします。イギリスの巨匠ターナー絵画を紹介しながら、風景画をめぐる歴史を紹介します。ロンドンナショナルギャラリーの歴史についても触れます。
6 05/21 アメリカ編:ヨーロッパへのあこがれと金融資産化する絵画 鉄道の広がりによって広範囲に都市が誕生したアメリカでは食料品や生活関連品の大量需要が生まれ、製造業は生活必需品の大量生産を開始しました。そんなアメリカで原価計算や会計の新制度が生まれて好景気を支えます。そのアメリカではヨーロッパとは少々違った「絵画愛好」のかたちが生まれてきました。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座は2021年度夏学期にオンラインで実施した同名講座と内容が重複する場合がありますが、新たな知見を加えて刷新した内容となっています。
◆休講が発生した場合の補講は、5月28日(水)を予定しております。

講師紹介

田中 靖浩
作家、公認会計士
1963年三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒業。外資系コンサルティング会社などを経て田中公認会計士事務所を独立開業。コンサルティング、講演、執筆、落語家・講談師との共演、NHKラジオで歴史番組を担当するなど各メディアでなど幅広くポップに活躍中。著書に『会計の世界史』『良い値決め 悪い値決め』(日本経済新聞出版社)、『名画で学ぶ経済の世界史』『ただの人にならない定年の壁のこわしかた』(マガジンハウス)、『教養としてのお金とアート』(KADOKAWA)、「会計と経営の七〇〇年史」(ちくま新書)、『お金にふりまわされずに生きようぜ』(岩崎書店)ほか多数。著作の多くは海外に翻訳出版されている。
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