ジャンル 人間の探求

早稲田校

近世文人の趣味―詩書画、花、煎茶、文房にみる美意識

  • 春講座

島村 幸忠(大阪経済大学講師)

曜日 月曜日
時間 10:40~12:10
日程 全8回 ・04月21日 ~ 06月16日
(日程詳細)
04/21, 04/28, 05/12, 05/19, 05/26, 06/02, 06/09, 06/16
コード 110503
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・日本文化に対する理解を深める

講義概要

江戸時代の文人と聞いて、池大雅や与謝蕪村、浦上玉堂、谷文晁や渡辺崋山などの名を思い浮かべる方は少なくないでしょう。ただ、おそらく彼らのことは画家として認識しているのではないでしょうか。
しかし、当時の文人たちは実に多趣味で、詩文書画をはじめとして、花、煎茶、文房とさまざまな分野に通じていました。それゆえ、これらを広くみてゆかなければ、近世の文人文化を理解したことにはならないように思います。
本講座では、近世後期を代表する二人の文人、田能村竹田と頼山陽を中心として、以上の文人文化を構成する諸要素を広範囲に扱い、文人の美意識を浮き彫りにすることを目指します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/21 田能村竹田と頼山陽 本講座で中心的に扱う竹田と山陽の歩んだ人生、また彼らに関係する文人たちについて紹介します。
2 04/28 文人と詩 竹田と山陽の漢詩のなかでも特に有名なもの選び、それらの読解を試みます。そのうえで、両者の漢詩の特徴を考察します。
3 05/12 文人と書 竹田と山陽の書を鑑賞し、それぞれの書風の変遷をたどります。そのうえで、それぞれの特徴について考察します。
4 05/19 文人と画 竹田と山陽の代表作をいくつか鑑賞し、そこに何が描かれているのか読解します。また、文人画の技法や見方も紹介します。
5 05/26 文人と煎茶 竹田と山陽の煎茶に関する文献をひもとき、彼らが大切にしていた理念について考察します。
6 06/02 文人と花 竹田の「瓶花論」や瓶花図を参照しつつ、文人におけるいけばなの意味について考察します。
7 06/09 文人と文房 『山陽先生書後・題跋』を主に参照しつつ、文人の文房に対する思いを探ります。
8 06/16 文人趣味について(まとめ) 第7回までの講座の補足および全体の総括を行います。

講師紹介

島村 幸忠
大阪経済大学講師
大阪経済大学国際共創学部国際共創学科講師。博士(人間・環境学)。専門は美学、日本文化論。著書に『頼山陽と煎茶:近世後期の文人の趣味とその精神性に関する試論』(笠間書院、2022年)、『古地図で辿る都の今昔 江戸時代京都名所事典』(笠間書院、2023年)がある。
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