ジャンル 世界を知る

早稲田校

身近なトピックからはじめる文化人類学入門

  • 春講座

松前 もゆる(早稲田大学教授)

曜日 火曜日
時間 10:40~12:10
日程 全5回 ・04月08日 ~ 05月20日
(日程詳細)
04/08, 04/15, 04/22, 05/13, 05/20
コード 110309
定員 28名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・文化人類学とはどのような学問かを知る
・文化人類学的アプローチや思考法の基本を学ぶ
・「仕事」や装い、食などに関する事例から身近な「あたりまえ」について考える

講義概要

文化人類学とは、世界各地の人びとの生き方や生きる現実についてフィールドワークから考えると同時に、それを通して私たち自身が「あたりまえ」としてきたことを問い直そうとする学問です。本講座では、「仕事」や装い、食といった身近なトピックに関する人類学的研究を紹介しながら、そのアプローチや思考法の基本を学ぶとともに、身近な「あたりまえ」についてあらためて考えます。なお、講義では、講師のフィールドであるブルガリアの事例についても積極的にとりあげてお話しします。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/08 文化人類学とは、フィールドワークとは まず、文化人類学とはどのような学問か、また、その方法論の基盤であるフィールドワークについて説明します。
2 04/15 カテゴリーを問い直す 「自然」と「文化」、「男」と「女」、さらに、「民族」や「宗教」といったカテゴリーについて、人類学的研究にもとづく具体的な事例から考えるとともに、私たちの「あたりまえ」を問い直します。
3 04/22 「仕事」の人類学 近年、働き方の多様性などが注目されていますが、世界各地の人びとは実際、何を「仕事」とし、どのように働いてきたのでしょうか。「仕事」や「働くこと」に関する人類学的研究を概観したうえで、グローバル経済の只中で生きることと働くことについて考えます。
4 05/13 装いの人類学 装いは、身体を外部から保護すると同時に、個人の好みを表現するツールでもありますが、それ以上の含意があります。日常の装いが文脈によってどのような意味を持つか(持たされるか)、具体的事例から検討し、装いを通してみえる現実について考えます。
5 05/20 食と嗜好品の人類学 私たちがいつ・誰と・何を食べるか/食べないかは、その土地の環境や社会のありようと深く関わると同時に、政策や規制等を通じて政治とも密接に結びつき、また、他地域との関係による影響も受けています。食や嗜好品に関するいくつかの研究をとりあげながら、食および嗜好品から何がみえるかを探ります。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は5月27日(火)を予定しています。

講師紹介

松前 もゆる
早稲田大学教授
専門は文化人類学、ジェンダー研究。主としてブルガリア村落部で継続的にフィールドワークを行い、社会主義からの体制転換やEU加盟が人々のくらしや生き方をどう変えたのか(あるいは、変えなかったのか)を考えてきました。主な著作物に、『嗜好品から見える社会』(分担執筆、2022年、春風社)、『仕事の人類学―労働中心主義の向こうへ』(分担執筆、2016年、世界思想社)等。
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