ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

【無料体験講座】「させていただく」の使い方 敬意漸減と敬意のインフレーション

椎名 美智(法政大学教授)

曜日 金曜日
時間 13:30~14:30
日程 全1回 ・03月07日 ~ 03月07日
(日程詳細)
03/07
コード 119008
定員 100名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 0
ビジター価格 受講料 ¥ 0

講義概要

無料体験講座では、春学期当講座の以下の内容を概観します。

「させていただく」は、「それを使わないでは人前で話せない」というくらい使用が拡大しているにもかかわらず、「違和感がある」と批判されてもいます。「させていただく」は、はたして正しい敬語なのでしょうか?
「愛されていると同時に嫌われている」という「させていただく」の矛盾を、コミュニケーション論と言語史の観点から徹底的に探ります。そこからは日本社会や人間関係の歴史的変化が見えてきます。
講座では、言語学関連の本で異例のヒットを記録した著書『「させていただく」の使い方―日本語と敬語のゆくえ』(角川新書)をもとに、身近な例をあげながら敬語の歴史的な変化とその背景をわかりやすく解説します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 03/07    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座の有料講座は早稲田校で実施します。以下の URL より確認ください。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/65274/

備考

・会員以外の方が無料講座をお申し込みされる場合は、ビジターとしてお申し込みください。

講師紹介

椎名 美智
法政大学教授
宮崎県出身。Ph.D (ランカスター大学)、博士(学術、放送大学)。専門は言語学、語用論、コミュニケーション論など。30年以上、法政大学で教鞭をとっている。若い頃は早稲田大学教育学部で英語の非常勤講師をしていたことも。「させていただく」研究で注目をあびる。著書は『「させていただく』の語用論」(ひつじ書房)、『「させていただく」の使い方』(角川新書)など多数。
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