ジャンル 芸術の世界

早稲田校

【無料体験講座】仏像の見方―仏像のリアリティを考える

佐々木 康之(慶應義塾大学准教授)

曜日 金曜日
時間 11:30~12:30
日程 全1回 ・03月07日 ~ 03月07日
(日程詳細)
03/07
コード 119004
定員 150名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 0
ビジター価格 受講料 ¥ 0

講義概要

無料体験講座では、春学期当講座の以下の内容を概観します。

魅力ある仏像とは何か、なぜ心惹かれるのか。本講では、こうした疑問について具体例とともに様々な研究視点から考察していきます。美術作品には「リアリティ」の有無が重要となりますが、仏像のリアリティとは何でしょう。仏像が優れた造形作品であり、祈りの対象でもあることを思うと、造形面とともに信仰面も問題になります。これらを念頭に、様式の変遷、素材・技法を含めた造形上の諸問題に加え、彫像がいかにして祈りの対象として機能するようになるのか、当時の美意識とも絡めながら考えていきます。仏像の初学者向けになるべく平易な言葉を用いますが、内容はそのまま日本彫刻史全体の問題を考える際の基礎となるよう意図するものです。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 03/07    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座の有料講座は中野校で実施します。以下の URL より確認ください。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/65294/

備考

・会員以外の方が無料講座をお申し込みされる場合は、ビジターとしてお申し込みください。

講師紹介

佐々木 康之
慶應義塾大学准教授
山形県生。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。サントリー美術館主任学芸員を経て現職。同館では「天上の舞 飛天の美」「水 神秘のかたち」「高野山の名宝」「神の宝の玉手箱」「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」など仏教美術、漆工の展覧会を担当。論文は「平等院鳳凰堂彫刻群の構想」(『美術史』169)、「法隆寺蔵厨子入善女龍王龍像について」(『哲学』148)など。専門は仏教美術、彫刻史。
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