ジャンル 芸術の世界

早稲田校

【無料体験講座】没後120年 エミール・ガレの世界

鵜飼 敦子(帝京大学准教授)

曜日 土曜日
時間 10:00~11:00
日程 全1回 ・03月08日 ~ 03月08日
(日程詳細)
03/08
コード 119002
定員 56名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 0
ビジター価格 受講料 ¥ 0

講義概要

無料体験講座では、春学期当講座の以下の内容を概観します。
アール・ヌーヴォー様式の作品で知られる19世紀フランスの工芸家エミール・ガレ(1846-1904)は、後に「ナンシー派」と呼ばれる産業芸術地方同盟を結成し、工芸の発展に貢献しました。植物学に精通し、日本的なモチーフをデザインに取り入れ、ジャポニスムの潮流に乗って独自の美学を創出したガレは、同時に工房の経営者として作品を市場に広め、さまざまな技法の開発にも取り組みました。さらに、政治的な発言を通じてガラス工芸を芸術の領域にまで高めた功績も見逃せません。本講座では、ガレを取り巻く社会的背景や芸術史的観点から彼の多面的な側面を考察し、その技法や表現方法を探ることで、作品理解を深めていきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 03/08    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆参考図書として、『没後120年 エミール・ガレ展 美しきガラスの世界』(imura art + books、ISBN:978-4991154669)をお読みいただきますと講座への理解が深まります。(講義内でも適宜紹介します。)
◆本講座の有料講座は早稲田校で実施します。以下のURLより確認ください。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/65263/

備考

・会員以外の方が無料講座をお申し込みされる場合は、ビジターとしてお申し込みください。
・日程が3月7日(金)から3月8日(土)に変更となりました。(3/1追記)

講師紹介

鵜飼 敦子
帝京大学准教授
専門分野は19世紀の日仏文化交渉史。国際ロータリー財団奨学生としてフランス、アミアン大学美術科修士課程に留学。ジャポニスムや工芸をテーマに、ナンシーにて高島北海の調査をおこなう。博士(人間・環境学、京都大学)。東京大学東洋文化研究所研究員としてグローバル・アート・ヒストリー研究を展開、日本学術振興会PD等を経て現職。2003-2004年「没後100年記念エミール・ガレ」展覧会企画および共同監修(京都・名古屋)、2024年、美術館「えき」KYOTO「没後120年記念エミール・ガレ―美しきガラスの世界」展監修。日仏語の共著書『日本の生活空間』が2014年 フランス建築学会賞書籍部門を受賞。2017年より毎年、名古屋松坂屋『アール・ヌーヴォーガラスの世界展』図録を執筆している。
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