ジャンル 文学の心

早稲田校

白楽天鑑賞

  • 秋講座

田口 暢穗(鶴見大学名誉教授、公益財団法人斯文會理事)

曜日 金曜日
時間 15:05~16:35
日程 全10回 ・09月26日 ~ 12月05日
(日程詳細)
09/26, 10/03, 10/10, 10/17, 10/24, 11/07, 11/14, 11/21, 11/28, 12/05
コード 130107
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

昔からわが国で最もよく読まれ、親しまれた詩人は白楽天でしょう。この講座では「長恨歌」「琵琶行」等の有名な長編は読みませんが、プリントを使って小品を講読し、樂天の心の動きをたどってゆきます。

講義概要

プリントを用いて白楽天の小品を読んでゆきます。はじめに白楽天の生涯を簡単に紹介し、詩が作られた背景にも目を配れるようにしたいと思っています。また、必要に応じて、詩の形式についてもお話しするつもりです。プリントは、江戸時代の作品集をコピーしますが、さほど難しくはありません。ゆっくりと目を慣らしながら、楽天の心の動きを探ってゆきましょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/26   講座の概要など、必要に応じて紹介。「府酒四首 自勧」(『新選白詩集』巻二、29丁ウラ)「府酒四首 諭妓」
2 10/03   「履道居三首」
3 10/10   「睡覚偶吟」、「聞歌者唱微之詩」、「池上送考功崔郎中兼別房竇二妓」
4 10/17   「讀老子」、「問鶴」、「代鶴答」
5 10/24   「少年問」、「問少年」、「代林園戲贈」
6 11/07   「戲答林園」、「重戲贈」、「重戲答」
7 11/14   「酬別周従事二首」、「琴酒」
8 11/21   「醉遊平泉」、「集賢池答侍中問」、「送宗實上人遊江南」
9 11/28   「和同州楊侍郎誇柘枝見寄」、「往年稠桑曾葬白馬、題詩廰壁。今來尚存。又復感懐更題絶句」、「家園三絶其一」
10 12/05   「家園三絶其二」、「家園三絶其三」、「病中贈南隣覓酒」

講師紹介

田口 暢穗
鶴見大学名誉教授、公益財団法人斯文會理事
早稲田大学大学院修了、鶴見大学名誉教授。専門分野は中国古典文学(主に唐詩)。主な著書に『続おじさんは文学通5.漢詩編』(明治書院)、『校注 唐詩解釈辞典』(大修館書店)、『白楽天のことば』(明德出版社)、『白詩逍遙ー白楽天の世界に遊ぶー』(研文社)などがある。
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