ジャンル 現代社会と科学
中野校
裁判員制度から考える日本の刑事司法制度
酒巻 匡(早稲田大学教授)
| 曜日 | 土曜日 |
|---|---|
| 時間 | 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。 |
| 日程 |
全2回
・02月14日 ~
02月21日 (日程詳細) 02/14, 02/21 |
| コード | 340716 |
| 定員 | 24名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・日本の刑事裁判と裁判の証拠を収集する犯罪捜査活動の概要を理解する
・刑事裁判・司法制度のなかでの裁判員制度の意味と働きを理解する
・日本の制度の特色を諸外国と比較して考える
講義概要
日本の刑事裁判とそこに導入された裁判員制度の仕組みと働きについて様々な観点から説明し、裁判員制度導入の経緯と目的、実際の運用状況、導入の前後で変化したこと変化しなかったこと、諸外国の刑事裁判制度との比較、裁判員制度と日本の刑事裁判の将来展望等に触れながら、刑事裁判について、正確な理解とこれに基づいた考えを深めていただくきっかけとなることを目標とする。あわせて、裁判員制度導入により変化しなかった日本の犯罪捜査の特色と問題点、さらに近年問題が指摘されている再審制度についても触れる。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 02/14 | 日本の刑事裁判の特色と裁判員制度導入の目的 | 刑事裁判の意義・目的・仕組みについて概観した後、裁判員制度導入以前の日本の裁判の特色を諸外国の状況と比較して説明する。その後、裁判員制度がどのような意図で導入され、それによって、従来の日本の刑事裁判がどのように変化したかを説明する。 |
| 2 | 02/21 | 裁判員制度の運用状況と問題点、将来の展望 | 現在の裁判員制度の運用状況を説明し、どのような問題点があるか、裁判員制度に対する批判や指摘について様々な考えを紹介し、日本の刑事裁判の将来について展望する。あわせて裁判員制度導入に係わらず殆ど変化しなかった日本の犯罪捜査活動(証拠収集活動)、とくに「被疑者の取調べ」をめぐる問題点や虚偽自白等に起因する誤判と「再審」の問題に触れ、その背景について説明する。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は2月28日(土)を予定しております。
◆本講座は2024年度冬学期に開講した早稲田校の同名講座の内容と重複しますが、新たな知見を盛り込んで実施いたします。
講師紹介
- 酒巻 匡
- 早稲田大学教授
- 約40年間、犯罪捜査と刑事裁判に関する「刑事訴訟法」の研究・教育に従事。その間に裁判員制度の設計と施行準備に関与したほか、現在、最高裁「裁判員制度の運用に関する有識者懇談会委員」として制度の運用状況の点検や、法務省「法制審議会刑事法部会 部会長」として刑事訴訟法の整備点検作業に携わっている。




