ジャンル 文学の心

早稲田校

『源氏物語』横笛・鈴虫・夕霧巻を読む

  • 春講座

栗山 元子(早稲田大学非常勤講師)

曜日 火曜日
時間 13:10~14:40
日程 全10回 ・04月07日 ~ 06月16日
(日程詳細)
04/07, 04/14, 04/21, 04/28, 05/12, 05/19, 05/26, 06/02, 06/09, 06/16
コード 110106
定員 36名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・『源氏物語』の原文を丁寧に読むことで、言葉の持つ豊かな表現性を味わう。
・物語の表現・構造などについてより深く知ることで、『源氏物語』の物語文学としての価値や達成について理解する。
・平安時代の習俗や歴史などを知り、物語世界への理解を深める。

講義概要

『源氏物語』横笛巻・鈴虫巻・夕霧巻を読み進めていきます。柏木と女三宮との密通事件の余波を語っていく三巻ですが、横笛巻では柏木の死と薫の成長をめぐっての光源氏・夕霧の思いの交錯が描かれ、鈴虫巻では源氏の、出家した女三宮への未練や柏木への哀惜がしめやかにつづられており、暗い色調を帯びた物語が展開していきます。そして一転して夕霧巻では、夕霧の落葉宮への一方的な懸想と強引な婚姻という、やや笑話めいた話題が中心となっていきます。光源氏の人生も晩年を迎え、いよいよ物語は第二部の結末に向かっていく、その一文一文の表現を味わいながら読んでいきたいと思っています。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/07 横笛巻を読む① 横笛巻〔五〕〔六〕〔七〕を読んでいきます。*数字は古典セレクションの章段区分に拠っています。
2 04/14 横笛巻を読む② 横笛巻〔七〕〔八〕を読んでいきます。
3 04/21 鈴虫巻を読む① 鈴虫巻〔一〕〔二〕を読んでいきます。
4 04/28 鈴虫巻を読む② 鈴虫巻〔三〕〔四〕を読んでいきます。
5 05/12 鈴虫巻を読む③ 鈴虫巻〔五〕〔六〕を読んでいきます。
6 05/19 鈴虫巻を読む④ 前回の継続で、鈴虫巻〔六〕の続きを読んでいきます。
7 05/26 鈴虫巻を読む⑤ 鈴虫巻〔七〕〔八〕を読んでいきます。
8 06/02 鈴虫巻を読む⑥ 鈴虫巻末尾〔九〕を読んでいきます。
9 06/09 夕霧巻を読む① 夕霧巻〔一〕〔二〕を読んでいきます。
10 06/16 夕霧巻を読む② 夕霧巻〔三〕を読んでいきます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座は2025年度秋学期「『源氏物語』柏木巻・横笛巻を読む」の継続講座ですが、新規の方も歓迎します。
◆テキストは小学館の『古典セレクション源氏物語』(11)を使用しますが、入手しにくければ他のテキスト(岩波文庫など)を用いていただいて構いません。

テキスト

テキスト
『古典セレクション 源氏物語(11) 横笛 鈴虫 夕霧 御法 幻』(小学館)(ISBN:978-4093620918)古典セレクションが手に入らない場合は、岩波文庫『源氏物語 六』(柳井滋 室伏信助 大朝雄二 鈴木日出男 藤井貞和 今西祐一郎 校注、ISBN:978‐4003510209)など、ご自分で用意できるものを入手してください。

講師紹介

栗山 元子
早稲田大学非常勤講師
神戸市生まれ。早稲田大学・法政大学・実践女子大学などで講師を務める。早稲田大学第一文学部卒業後、早稲田大学文学研究科博士後期課程満期退学。『源氏物語』を中心とした平安期の物語に関心を持つ。主要業績は中野幸一氏との共編『源氏釈・奥入・光源氏物語抄』(源氏物語古註釈叢刊第一巻 武蔵野書院)、「手習巻の表現方法―追い詰められる浮舟―」(『国文学研究』186集 早稲田大学国文学会)など。
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