ジャンル 文学の心
早稲田校
『南総里見八犬伝』を読む
播本 眞一(大東文化大学名誉教授)
| 曜日 | 木曜日 |
|---|---|
| 時間 | 13:10~14:40 |
| 日程 |
全6回
・04月16日 ~
05月28日 (日程詳細) 04/16, 04/23, 05/07, 05/14, 05/21, 05/28 |
| コード | 110113 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 17,820 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 20,493 |
目標
・近世文芸の概要を知る。
・『南総里見八犬伝』の構想や表現・文体の特色について理解する。
・曲亭馬琴の思想について理解を深める。
講義概要
曲亭馬琴著『南総里見八犬伝』は、江戸時代後期の小説です。刊行は、1814年から1842年まで。全106冊、岩波文庫だと10冊の大長編です。中国・日本の古典(経書や『水滸伝』『三国志演義』などの白話小説、神話・説話・軍記・和歌・俳諧・歌舞伎・浄瑠璃など)を下敷にして作られました。
本講座では、近世文芸の概要を説明したあと、『八犬伝』の構想や文章の特色、馬琴の思想について講じます。なお、講義の第2回と第3回は、昨年春に解説できなかった内容を詳述する予定です。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 04/16 | 近世文芸概説 | 『八犬伝』を理解するための前提として、近世文芸の概要を説明します。 |
| 2 | 04/23 | 循環する『南総里見八犬伝』 | 近世の文芸は目出度く終わるのが通例であるに対して、『八犬伝』は循環する物語として構想されています。そのよってきたるところについて、和漢の作品を取りあげ解説します。 |
| 3 | 05/07 | 南総里見八犬伝』第十二回後半部を読む | 『八犬伝』の白眉とも呼ぶべき、第十二回伏姫山籠もりの場面、後半部を取りあげ、『八犬伝』の文章の特色、その重層性について解説します。 |
| 4 | 05/14 | 『南総里見八犬伝』の文体 | 『八犬伝』や『椿説弓張月』において、作中人物の感情や心理がどのように表現されているのか解説します。 |
| 5 | 05/21 | 『南総里見八犬伝』と馬琴の知音 | 『八犬伝』は文献に基づくところの多い著作ですが、知音に向けた馬琴の個人的なメッセージが発信されています。『八犬伝』と、鈴木牧之・松前道広・渡辺崋山らと関係を解説します。 |
| 6 | 05/28 | 馬琴の思想 | 『八犬伝』は娯楽性と思想性を兼ね備えた作品です。『八犬伝』を読み解くために、新井白石や本居宣長との関連を中心に、馬琴の思想について解説します。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆2025年度春学期と同じ題材を扱う講座です。講義内容は前年度と異なりますが、新規の方のために基本的な事柄を説明します。
◆休講が発生した場合の補講は6月4日(木)を予定しています。
◆テキストは、毎回、授業時にプリントを配布します。
講師紹介
- 播本 眞一
- 大東文化大学名誉教授
- 博士(文学) 早稲田大学。専攻は日本近世文学、曲亭馬琴・『南総里見八犬伝』を中心に研究しています。大東文化大学を本務校とし、早稲田大学・同大学院、明治大学などで非常勤講師を担当しました。著書に『八犬伝・馬琴研究』(新典社)、『早稲田大学所蔵 合巻集覧 上』・『同 中』・『同 下』(青裳堂書店、共著)などがあります。




