ジャンル 芸術の世界

早稲田校

歌舞伎と文楽

  • 春講座

児玉 竜一(早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館館長)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全10回 ・04月02日 ~ 06月11日
(日程詳細)
04/02, 04/09, 04/16, 04/23, 05/07, 05/14, 05/21, 05/28, 06/04, 06/11
コード 110402
定員 90名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・江戸時代を代表する芸能である、歌舞伎と文楽を、比較対照しながら、そのみどころを具体的に紹介します。
・昔から今にいたる舞台を映像で鑑賞しながら、作品にまつわる芸談やエピソードなどを紹介することを通して、歌舞伎と文楽、それぞれの特質や面白さ、楽しみ方、さらには周辺文化への広がりを学びます。

講義概要

2026年度春学期は「新薄雪物語」を10回にわたって取り上げます。文楽では1月文楽劇場で28年ぶりに上演されました。歌舞伎では2020年3月、コロナ禍によって上演中止となった公演以来、上演の機会がありませんが、歌舞伎・文楽ともに見ごたえのある演目です。また、歌舞伎・文楽それぞれの特質、特性が活かされる作品としても知られており、必ず通して上演されるという点でも珍しい演目です。本作を通して、歌舞伎と文楽それぞれの長所、見どころをご紹介します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/02 「新薄雪物語」と『薄雪物語』 書簡体小説である『薄雪物語』との関連から、「新薄雪物語」全体への導入とします。
2 04/09 「花見」その1 「花見」と通称される、グランド・ホテル形式の場面。様々な人物が集う方法の基盤となりました。
3 04/16 「花見」その2 華やかな花見の光と影。恋と陰謀。多くの人物の動向が交錯します。
4 04/23 「花見」その3 花見のフィナーレは、妻平の大立ち回り。歌舞伎におけるタテをひもときます。
5 05/07 「詮議」その1 「花見」で描かれた幼い恋のゆくえは、天下をゆるがす大事件に発展します。
6 05/14 「詮議」その2 事件の行く末はいかに。推理や折衝をめぐる実録的な感触が見どころとなります。
7 05/21 「合腹」その1 互いの家に預けられた恋人たち。今も昔も変わらぬ、子を心配する親心の行方は。
8 05/28 「合腹」その2 事件は急転直下の事態を迎えます。さて、誰が、何を考えて、どう動くのか。
9 06/04 「合腹」その3 二人の父親のハラの探り合いと、下した結論とは。驚くべき結末を丹念にたどります。
10 06/11 さてもそののち 「合腹」ののちの、事件の行方は。大団円までをたどります。

講師紹介

児玉 竜一
早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館館長
昭和42年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、早稲田大学助手、東京国立文化財研究所、日本女子大学などを経て現職。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎 日本の伝統芸能への誘い』(教育芸術社)、共編著に『カブキ・ハンドブック』(新書館)、『映画のなかの古典芸能』(森話社)など。「朝日新聞」で歌舞伎評担当。2013年より早稲田大学演劇博物館副館長を経て現在は館長。
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