ジャンル 芸術の世界

早稲田校

世界史のなかのバレエ―19・20世紀編 ダンスの発展とメディアの進歩

  • 春講座

海野 敏(東洋大学教授、舞踊評論家)

曜日 金曜日
時間 10:40~12:10
日程 全6回 ・05月08日 ~ 06月12日
(日程詳細)
05/08, 05/15, 05/22, 05/29, 06/05, 06/12
コード 110405
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・バレエが普遍的・国際的な舞台芸術となった軌跡を学ぶ
・バレエという芸術を通して、近現代史の流れを確認する
・バレエの発展とコミュニケーションメディアの進歩を重ねて考える

講義概要

バレエという舞踊芸術は、19世紀初めに西欧で今私たちが知る姿になり、20世紀に入って世界へ広まりました。本講座では、バレエのおよそ200年の歴史を世界史の流れに沿って学びます。バレエという芸術が発展してゆく道のりを、ナポレオン戦争、帝国主義の進展、2つの世界大戦、米ソ冷戦など国際情勢の変転と、さまざまなコミュニケーションメディア(写真、映画、レコード、ラジオ、テレビ、インターネットなど)の発明と普及に重ね合わせて解説します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/08 幻灯機が流行した時代のバレエ(19世紀前半) フランス革命とナポレオン戦争の波を受けて西欧社会が激変し、幻灯機による興行が流行した時代のバレエを学びます。当時初演され、今も上演されて続けているロマンティック・バレエの傑作『ジゼル』と『ラ・シルフィード』について解説します。映像を使用します。
2 05/15 写真が発明された時代のバレエ(19世紀後半①) 産業革命が進展し、写真機を始めとする新しいメディアが次々と発明された時代のバレエを学びます。当時初演された代表的な古典全幕作品『海賊』『ドン・キホーテ』『コッペリア』などについて解説します。映像を使用します。
3 05/22 蓄音機・電話が登場した時代のバレエ(19世紀後半②) 西欧で一時的にバレエが衰退し、代わってロシアでクラシック・バレエの様式美が確立した時代のバレエを学びます。チャイコフスキーの3大バレエ『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』『白鳥の湖』について解説します。映像を使用します。
4 05/29 映画・レコードが普及した時代のバレエ(20世紀前半) 映画が発明され、レコード盤で音楽を楽しむようになった時代のバレエを学びます。ニジンスキーが活躍し、ピカソ、マティス、ストラヴィンスキー、ラヴェル、シャネルなど、当時のトップアーティストが協力した巡業バレエ団「バレエ・リュス」の活躍などを解説します。映像を使用します。
5 06/05 ラジオ・テレビ時代のバレエ(20世紀後半①) 第2次世界大戦を経て、米ソを中心とした東西冷戦の時代に、バレエは国際化が進んで世界中で発展してゆきます。この時代にバレエ芸術を深化させた振付家たち、バランシン、アシュトン、プティ、ベジャールなどの作品を解説します。映像を使用します。
6 06/12 パソコン・インターネット時代のバレエ(20世紀後半②) コンピュータとデジタルネットワークが社会の構造を次第に変えてゆく時代のバレエについて学びます。この時代にバレエの表現を革新した振付家たち、マクミラン、キリアン、フォーサイスなどの作品を解説し、最後に21世紀のバレエについて展望します。映像を使用します。

講師紹介

海野 敏
東洋大学教授、舞踊評論家
東京生まれ、東京大学卒、同大学院修了。専門は情報学・舞踊学。1992年より舞踊評論家として活動。年間百数十本の舞台を鑑賞し、バレエおよびコンテンポラリーダンスについての批評記事、解説記事を新聞・雑誌、ウェブマガジン、公演プログラム等に執筆している。著書に『バレエの世界史』(中公新書)、『バレエとダンスの歴史』(平凡社、共著)、『バレエ・ヴァリエーションPerfectブック』(新書館)ほか多数。バレエ専門ウェブサイト「バレエチャンネル」で『鑑賞のためのバレエ・テクニック大研究』を連載中。
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