ジャンル 日本の歴史と文化

オンデマンド

【オンデマンド】織田信長の天下統一戦争 重要史料で読み解く戦いの実像

  • 冬講座

渡邊 大門(株式会社歴史と文化の研究所代表取締役)

コード 940201
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 15,840
ビジター価格 受講料 ¥ 15,840

目標

・織田信長の天下統一の過程で重要だった合戦について理解する。
・合戦の中身だけではなく、合戦に至る過程や戦後処理についても理解する。

講義概要

織田信長には連戦連勝のイメージがありますが、戦いを挑む武将が次々とあらわれたので、ときにピンチに陥ることもありました。本講座では、信長にとっての重要な戦争を詳しく取り上げます(信長が家臣を遣わした戦いも含めます)。その際、単に合戦の中身だけでなく、合戦に至る経緯、戦後処理を含めて全体が理解できるように努めます。また、信長に戦いを挑んだ武将の来歴などについても、詳しく取り上げます。取り上げた合戦のなかには、近年になって新説が提起されたものもありますが、それらが妥当であるのかも検討します。史料に基づきわかりやすく説明しますので、ぜひご受講ください。

各回の講義予定

講座内容
1 桶狭間の戦い ―奇襲戦の実像を考える― 永禄3年(1560)、信長は桶狭間で今川義元を打ち破りました。その戦い方は奇襲戦、正面攻撃のほか、気候の変化が影響したなどの説があります。また、義元が西上の途についた目的も諸説あります。合戦の経緯のほか、合戦に関する諸説、義元の人物像なども詳しく解説します。
2 姉川の戦い ―信長と徳川家康の共同作戦― 元亀元年(1570)、信長は徳川家康とともに出陣し、姉川で朝倉義景と浅井長政の連合軍を撃破しました。信長は妹婿の長政が突如として裏切ったので、窮地に陥りましたが、そこには複雑な問題がありました。合戦の経緯だけでなく、信長、義景、長政の関係も詳しく取り上げます。
3 三方ヶ原の戦い ―武田氏との苦い敗北― 元亀3年(1572)、武田信玄は信長の盟友の徳川家康と三方ヶ原で戦い、勝利しました。この戦いでは、信長が家康に援軍を送りましたが、結果的に信玄の西上を許すことになりました。信長が武田氏と対立した経緯などを含め、合戦の模様や家康にまつわる逸話を詳しく解説します。
4 越前一向一揆との戦い ―徹底した大量殺戮― 天正元年(1573)、信長は朝倉氏を滅ぼすと、直後に前波長俊に越前支配を任せましたが、長俊は一揆勢を率いた富田長繁に殺害されます。その結果、一向一揆が越前を支配したので、信長は出陣して平定しました。その間の経緯のほか、大量殺戮の実態などを詳しく取り上げます。
5 長篠の戦い ―「鉄砲」対「騎馬」は事実か― 天正3年(1575)、信長・家康連合軍は、設楽原で武田勝頼と戦い勝利しました。この戦いでは、信長・家康連合軍が3000挺の鉄砲を代わる代わる撃ち、武田の騎馬軍団を打ち破ったといわれています。こうした新説のほか、合戦に至る経緯を含め、詳しく解説します。
6 上月城の戦い ―秀吉に託した中国計略― 上月城は播磨国に所在し、備前・美作領国に接していました。信長から中国計略(毛利征伐)の命を受けた秀吉は、毛利方の上月城を落とすべく出陣しました。秀吉は天正5年(1577)の戦いでは勝利しましたが、翌年には毛利方に敗れました。その辺りの経緯を詳しく取り上げます。
7 鳥取城の戦い ―凄惨な兵糧攻め― 天正9年(1581)、信長から中国計略(毛利征伐)の命を受けた秀吉は、毛利方の城将・吉川経家が籠る鳥取城を兵糧攻めで落としました。秀吉の兵糧攻めは凄まじく、さまざまな史料に書かれています。特に、経家の書状には詳しい状況が記されているので、それらの史料をもとに戦いの実像を読み解いていきます。
8 備中高松城の戦い ―史上初の水攻め― 天正10年(1582)6月、信長から中国計略(毛利征伐)の命を受けた秀吉は、毛利方の城将・清水宗治が籠る備中高松城を水攻めで落としました。水攻めに至るまでの経緯のほか、周囲で行われた合戦、誰が水攻めを献策したのかなど、攻防の全体像などを詳しく解説します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2025/11/26)から学期終了翌月末(2026/04/30)までになります。一般申込開始(2025/11/26)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は2025年度 夏期 「【対面+オンラインのハイブリッド】織田信長の天下統一戦争」(07/03〜09/04 木曜日、全8回)で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

渡邊 大門
株式会社歴史と文化の研究所代表取締役
1967年神奈川県横浜市生まれ。千葉県市川市在住。関西学院大学文学部史学科卒業。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。専門分野は日本中近世政治史。主な著書に『羽柴秀長と豊臣政権 秀吉を支えた弟の生涯』(ちくま新書)、『戦国大名の家中抗争 父子・兄弟・一族・家臣はなぜ争うのか?』星海社新書、『大坂の陣全史 1598-1616』草思社、『戦国大名は経歴詐称する』柏書房、『誤解だらけの「関ヶ原合戦」 徳川家康「天下獲り」の真実』PHP文庫、『嘉吉の乱 室町幕府を変えた将軍暗殺』ちくま新書、『誤解だらけの徳川家康』幻冬舎新書、『豊臣五奉行と家康 関ヶ原合戦をめぐる権力闘争』柏書房、『倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史』星海社新書、『関ケ原合戦全史 1582-1615』草思社など多数。

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