ジャンル 世界を知る
オンデマンド
【オンデマンド】中国史とつながる日本全史
岡本 隆司(早稲田大学教授、京都府立大学名誉教授)
| コード | 940303 |
|---|---|
| 定員 | 20名 |
| 単位数 | − |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 15,840 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 15,840 |
目標
・日本史を世界史・アジア史という広い文脈からみなおす。
講義概要
ユーラシア大陸の遊牧と農耕の境界で、交易と文明が発祥した。その東方・東アジアで早くから国家を形成したのが中国であり、その「コピー」から、島国日本の歴史は始まる。その後、「コピー」を脱却した中世に展開し、いわゆる「鎖国」の江戸時代にいたって、独自の国家を作り上げ、独自の社会を構築していった。その日本は19世紀後半に「開国」すると、あらためて中国と切り結んで、今もその歩みをつづけている。日本史は中国抜きではなりたたない。中国との関係を軸に、日本史の古代から現在までを一望していきたい。
各回の講義予定
| 回 | 講座内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 東洋史と日本史 | 導入として、現代日本の起源としての日本史を考えるために、世界史・東洋史の一部という視角を説明したうえで、文明の発祥から日本の律令体制までを論じる。 |
| 2 | 土俗化と世界デビュー | 9世紀以降の地球温暖化以降、モンゴル帝国の成立・蒙古襲来にいたるまで、東アジアの変動と日本中世の開発と土俗化との関係と様相、特徴を論じる。 |
| 3 | 新しい時代へ | 14世紀の地球寒冷化にともなう「危機」の時代、そしてそれにつづく15世紀・16世紀の大航海時代にいたる世界と、戦国時代にいたる列島の様相を中心に論じ、そこで中国との関係がいかに作用していたかに着眼する。 |
| 4 | 「身代の入れ替わり」と国家形成 | 戦国時代から織豊・徳川へつづく日本近世への展開と江戸幕府の形成過程を跡づけるとともに、あわせて中国との交渉とその特徴を論じる。 |
| 5 | 凝集 | 17世紀に「鎖国」という国家形成を果たした日本社会の18世紀におけるシステム化を概観し、江戸時代の史実の位置づけをみなおす。 |
| 6 | 開国 | 「鎖国」と凝集で完成した日本列島の社会システムが19世紀に入っての「開国」で迫られた大きな見直しの様相と幕末維新への展開を再考する。 |
| 7 | 相剋 | 19世紀後半の幕末維新を経た明治国家を再考し、そのうえで中国との関係をみなおし、中国側の体制構造にも留意しつつ日清・日露戦争にいたるプロセスをたどる。 |
| 8 | 崩潰と再建 | 日清・日露以後、20世紀に転変した日中関係を中心に、「帝国」化した日本の政治・社会を再考し、破局を避けられなかった動向をあとづけ、現代日本への展望を得る。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆視聴期間は一般申込開始(2025/11/26)から学期終了翌月末(2026/04/30)までになります。一般申込開始(2025/11/26)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2025年度 夏期 「【対面+オンラインのハイブリッド】中国史とつながる日本全史」 (07/04〜09/12 金曜日、全8回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
講師紹介
- 岡本 隆司
- 早稲田大学教授、京都府立大学名誉教授
- 京都市生まれ。博士(文学、京都大学)。専門分野は東洋史学、近代アジア史。宮崎大学教育学部講師、同大学教育文化学部助教授、京都府立大学文学部教授を経て現職。中国を中心としたアジア史を西洋近代の関係から、政治外交・社会経済とひろい視野で解き明かす。主著に『近代中国と海関』(大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ』(サントリー学芸賞受賞)、『中国の誕生』(樫山純三賞、アジア太平洋賞受賞)、『世界史序説』、『中国史とつなげて学ぶ日本全史』、『「中国」の形成』、『明代とは何か』、『悪党たちの中華帝国』、『物語 江南の歴史』、『倭寇とは何か』、『二十四史』、『塩政・関税・国家』などがある。




