ジャンル 文学の心
早稲田校
ミステリ小説のトリック入門
小松 史生子(早稲田大学教授)
| 曜日 | 土曜日 |
|---|---|
| 時間 | 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。 |
| 日程 |
全2回
・07月04日 ~
07月11日 (日程詳細) 07/04, 07/11 |
| コード | 120114 |
| 定員 | 41名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・世界と日本のミステリ・ジャンル発展史についての理解を深める。
・ミステリの作品構造の特徴を、理論的に捉える力を身につける。
・文学をめぐるメディアミックスについての理解を深める。
講義概要
19世紀半ば以降のミステリー小説を、トリックの種類別に楽しみながら読んでいきましょう。古今東西のミステリー小説で語られてきたトリックには、その時代の科学の進歩や生活習慣の変化などが刻み込まれています。「トリックを語る」という、ミステリー・ジャンル特有のテクスト構造やナラティヴについて、理論的に分析する力を身につける講義です。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 07/04 | 密室のトリック | ミステリー小説の有名なトリックといえば、なんといっても「密室」を構成するトリックでしょう。E・A・ポー、コナン・ドイル、ガストン・ルルー、アガサ・クリスティー、ディクスン・カーといった欧米の古典から、日本近現代の江戸川乱歩、横溝正史、高木彬光、綾辻行人まで、有名な密室トリックを読み、それら密室トリックを可能ならしめた時代背景について知識を深めましょう。 |
| 2 | 07/11 | ナラティヴのトリック | ミステリー小説が一般の小説と大きく異なる点に、読者を騙す目的で綴られたナラティヴ(語り方)の特徴があります。ミステリー小説独特の「語り=騙り」となるテクスト構造を知り、文学芸術とは何かについて深く学んでいきましょう。騙しの天才であるアガサ・クリスティー、ミステリ書誌研究家でもあるエラリー・クイーンなど欧米のナラティブ・トリック物から、夢野久作、中井英夫、筒井康隆、東野圭吾など、日本のメタミステリの系譜を読んでいきます。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は7月18日(土)を予定しています。
講師紹介
- 小松 史生子
- 早稲田大学教授
- 東京都生まれ。博士(学術、東京大学)。専門分野は、日本近現代文学・文化。18〜19世紀の探偵小説ジャンル研究を中心に、大衆文学・文化の領域を幅広く研究。ミステリや怪談に関する評論も手掛ける。メディア研究の一環で、テレビ・ラジオの番組審議員も勤め、NHK番組出演も多い。




