ジャンル 人間の探求

早稲田校

ニーチェと古代ギリシアの文化 古代ギリシアを内在化するニーチェ

  • 夏講座

井戸田 総一郎(明治大学名誉教授、フライブルク大学ニーチェ研究センター学術委員)

曜日 土曜日
時間 10:40~12:10
日程 全4回 ・07月11日 ~ 08月01日
(日程詳細)
07/11, 07/18, 07/25, 08/01
コード 120522
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

ニーチェにおける「生きる」というテーマに多角的な視点からアプローチします。

講義概要

ニーチェは25歳でバーゼル大学西洋古典学の教授に就任しています。これは当時、破格の人事であり、ニーチェの古典文献学者としての傑出した能力を示しています。ヨーロッパの哲学者のなかで、本格的な文献学から哲学の領域へと向かった人物をニーチェ以外に見つけることは難しいと思います。本講座では、まさにこのような特質からニーチェの思想・創作の世界に入って行きます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/11 古代ギリシアを内在化する過程(1) ニーチェの少年期、青年期における古代ギリシア語、古代ギリシア文化の学習の様子を紹介します。特にエリート・ギムナジウムにおいてニーチェが提出した学習成果は、これまでほとんど論じられていません。その一部を紹介します。
2 07/18 古代ギリシアを内在化する過程(2) ニーチェの青年期における古代ギリシア語、古代ギリシア文化の学習の様子を紹介します。特にボン大学、ライプツィヒ大学の西洋古典学専攻における研究の様子を紹介します。
3 07/25 古代ギリシア研究の広がり—ソクラテス以前の哲学・韻律研究から祭祀・演劇上演の再現(1) 西洋古典文献学者・哲学者ニーチェの古代ギリシア研究は驚くほどのテーマの広がりを持っています。「ソクラテス以前の哲学者たち」(Vorsokratiker)という名詞はニーチェに遡ります。ギリシア語の韻律・リズムにたいするニーチェの関心も紹介します。
4 08/01 古代ギリシア研究の広がり—ソクラテス以前の哲学・韻律研究から祭祀・演劇上演の再現(2) 西洋古典文献学者・哲学者ニーチェの古代ギリシア研究は驚くほどのテーマの広がりを持っています。古代ギリシアの祭祀・演劇上演にたいするニーチェの取り組みを紹介しながら、『悲劇の誕生』の裾野を再構成します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は8月22日(土)を予定しています。

講師紹介

井戸田 総一郎
明治大学名誉教授、フライブルク大学ニーチェ研究センター学術委員
慶應義塾大学経済学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。ドイツ・アーヘン工科大学文学部においてDr.phil.(哲学博士)の学位取得。慶應義塾大学経済学部教授、明治大学文学部教授としてドイツ語、ドイツ文学・思想に関する講義を担当した。ベルリンと東京の比較演劇史、森鷗外さらにゲーテ、ニーチェに関しての著書・論文を日独において多数発表している。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店