ジャンル 芸術の世界

早稲田校

ロンドンの必見博物館―レイトン・ハウス・ミュージアム イギリス美術の豪華絢爛たる小宇宙

  • 夏講座

齊藤 貴子(早稲田大学非常勤講師、上智大学大学院講師)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全1回 ・07月11日 ~ 07月11日
(日程詳細)
07/11
コード 120438
定員 90名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・現地を訪れ見学する際に、有用な知識を身につける。
・イギリスの歴史文化に対する理解を深める。

講義概要

ロンドン屈指の高級住宅街、各国の大使館も建ち並ぶケンジントンのホランド・パーク地区。その一角に佇むのが、19世紀末イギリスの有名画家にして美術界の頂点に君臨していたフレデリック・レイトンの住居兼アトリエ、今は博物館として公開されているレイトン・ハウス・ミュージアムです。煉瓦造りの瀟洒な外観とは裏腹に、一歩中に踏み入ればたちまち眼前に広がるアラブ風の異空間、ひときわ陽当たりの良い大きなスタジオをはじめとする合理的な設計、そして常設展示されている美術作品の数々から、今や(日本では)その名を知る人も少なくなってしまった感のあるレイトンおよびその仲間達が築き上げた「イギリス美術の黄金時代」を振り返ります。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/11 イギリス美術の豪華絢爛たる小宇宙:レイトン・ハウス・ミュージアム 19世紀ヴィクトリア時代を代表する画家のひとりだったフレデリック・レイトンが同時代の他の有名画家(たとえばダンテ・ゲイブリエル・ロセッティなど)と一線を画すのは、画業のみならず、ロイヤル・アカデミー会長として長年にわたり美術行政にも大いに励み、その社会的な功をもって男爵に叙せられ、正真正銘の「貴族」の列にまで連なったことでしょう。男爵位授与の翌日に死亡(!)したとはいえ、身ひとつ絵筆一本で男爵となったレイトンは、画家としての孤独な創作のかたわら、貴族の名に恥じぬ華やかな社交にもまた余念がなく、そのために30年にわたり増改築が繰り返されたのが自邸「レイトン・ハウス」です。この屋敷の持つ上流階級の社交の場としての「表」の顔と、画家が独り創造の苦しみに喘ぐ仕事場としての「裏」の顔、その表と裏の両面を知る近隣の画家仲間たちとの「美」のネットワークにいたるまで、時間の許す限り余すところなくご紹介したいと思います。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。

講師紹介

齊藤 貴子
早稲田大学非常勤講師、上智大学大学院講師
早稲田大学教育学部英語英文学科卒、同大学院教育学研究科博士課程修了後、助手を経て現職。専門は近代イギリス文学・文化。主として詩と美術の相関を研究。『ラファエル前派の世界』(東京書籍)、『英国ロマン派女性詩選』(国文社)、『肖像画で読み解くイギリス史』(PHP研究所)、『イギリス恋愛詞華集―この瞬間を永遠に―』(研究社)など著訳書多数。
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