ジャンル 文学の心

早稲田校

『伊勢物語』を読む

  • 秋講座

田畑 千恵子(元早稲田大学非常勤講師)

曜日 火曜日
時間 10:40~12:10
日程 全10回 ・09月29日 ~ 12月08日
(日程詳細)
09/29, 10/06, 10/13, 10/20, 10/27, 11/10, 11/17, 11/24, 12/01, 12/08
コード 130111
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・著名な歌人在原業平のエピソードを知る。
・歌を核にして物語が作り上げられる虚構の方法について目を向ける。
・和歌の修辞や解釈の方法について学ぶ。

講義概要

『伊勢物語』はある「男」の初冠から死までを一代記的な構成をとり描いた歌物語で、後代の文学に大きな影響を与えました。「六歌仙」の一人として知られる歌人在原業平をイメージさせる主人公が多くの人々との関わり(恋人・友人・主従・親子など)の中で歌を詠む姿、人々との交流が描かれます。今回の講座では、作品後半の主要な段(63段「つくも髪」・65段「御手洗河」・69段「狩の使」・82段など惟喬親王関係の章段・84段「さらぬ別れ」・107段「身を知る雨」・125段「つひにゆく道」など)を中心に取り上げながら、読み味わっていきます。また、適宜、他の作品への影響・史実と虚構との関係についても言及したいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/29   ※以下の内容は講義の進行状況によって変更する場合があります。
〇作品の概要・前回までの流れ(概説)。
〇63段「つくも髪」
〇65段「御手洗河」・76段「小塩の山」など二条の后関係の段。
2 10/06   〇二条の后関係の段の続き。
〇69段「狩の使」など、伊勢の斎宮との関係を扱う段。
3 10/13   〇伊勢の斎宮関係の段のまとめ。
〇76段から81段までの主人公が「馬の頭なりける翁」「翁」などとして登場する実録的(史実を反映した)章段。
4 10/20   〇実録的章段の続き。
5 10/27   〇82段から85段「惟喬親王」関係の章段。
6 11/10   〇「惟喬親王」関係の章段の続き。
7 11/17   〇101段「藤のかげ」など。在原氏関係の段。
8 11/24   〇107段「身を知る雨」
9 12/01   〇123段「深草の女」
〇実名章段
10 12/08   〇125段「つひに行く道」など。
〇まとめ。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆初回は、63段(テキスト60頁)から。
◆2021年度冬学期・2022年度夏・冬学期の同名講座に、一部増補した内容です
◆『伊勢物語』の原文が全段収録されているテキストを必ずお持ちください。(指定したテキスト以外のものを既にお持ちの場合は、全段が収録されているものでしたらかまいませんが、指定テキストの参照箇所などに言及する場合があります)。

テキスト

テキスト
石田穣二訳注『新版 伊勢物語』(角川ソフィア文庫)(ISBN:978-4044005016)

講師紹介

田畑 千恵子
元早稲田大学非常勤講師
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)、「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。
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