ジャンル 日本の歴史と文化
早稲田校
日本の古代
松尾 光(元早稲田大学非常勤講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員)
| 曜日 | 木曜日 |
|---|---|
| 時間 | 13:10~14:40 |
| 日程 |
全10回
・09月24日 ~
12月03日 (日程詳細) 09/24, 10/01, 10/08, 10/15, 10/22, 10/29, 11/12, 11/19, 11/26, 12/03 |
| コード | 130201 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 2 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 29,700 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 34,155 |
目標
・古代史の画期となる事件・人物などについての概説的な理解を身につけます。
・通説的な理解に潜んでいる思い込み的な問題点を認識し、是正していきます。
・歴史解釈の多様性を認識し、歴史を見る眼・歴史感覚を養います。
・時代・場所・環境という条件が変わるなかで、人々がいかに真摯に物事に対応してきたかを学びます。
講義概要
天武系から天智系にとつぜん切り替わった桓武朝でしたが、彼は宮廷をどう変えようとしたのでしょうか。古代の日本は中国王朝に対して対等外交方針を本当に貫けたのでしょうか。行基はなぜ弾圧され、歓待されたはずの鑑真の苦悩はどういうものだったのでしょう。藤原冬嗣は何もしていないはずなのに、どうして摂関家の祖とされるのでしょう。荘園は、突然生じた貴族たちのわがままな私的特権地だったのでしょうか。院政はどういう時代背景で生じ、武士はどういう環境で成長し、いつからどんな政権を目指したのか、といった時代を画するような事件や現象を通じて古代社会の実相を明らかにしていく26年度春「日本の古代」の後篇10回です。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 09/24 | 小帝国日本の立場と遣唐使外交の実像の差は | |
| 2 | 10/01 | 行基はどうみられ、鑑真はなぜ反感を惹起したか | |
| 3 | 10/08 | 桓武天皇登場はどう衝撃的だったのか―天武皇統・記紀神話の否定 | |
| 4 | 10/15 | アテルイから藤原秀衡まで、蝦夷はどう見られてきたか | |
| 5 | 10/22 | 藤原冬嗣は摂関家の祖として何をしたか―承和の変の裏面史 | |
| 6 | 10/29 | 荘園はどうやって特権を獲得していったのか | |
| 7 | 11/12 | 神託・夢解き・予言にあけくれる精神世界のさま | |
| 8 | 11/19 | 院政はなぜ成立し、政界になにをもたらしたのか | |
| 9 | 11/26 | 平将門はなぜ国家樹立の試みに失敗したのか―武士団の成長とその限界― | |
| 10 | 12/03 | 平氏政権と鎌倉政権は何がどう違い、時代の区切りはこれで妥当なのか | |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆本講座は2026年度春期の続編ですが、初めての方もご受講いただけます。
◆2025年度秋の同名講座と内容が重複する部分がありますが、第八講は新しく立て、第二講は行基をあらたに加えました。第四講も時代を長くとりました。ほかの各回でも新しい素材を適宜盛り込んでたえず更新しています。
講師紹介
- 松尾 光
- 元早稲田大学非常勤講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員
- 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著18冊。最近作は『飛鳥奈良時代史の研究』『古代政治史の死角』(花鳥社)。




