ジャンル 芸術の世界

早稲田校

もう一つの仏像鑑賞法 密教像を見極める

  • 秋講座

村松 哲文(駒澤大学長・教授)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全2回 ・10月17日 ~ 10月24日
(日程詳細)
10/17, 10/24
コード 130422
定員 70名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・基本的な仏像鑑賞法を身につける。
・密教像の特徴を見極める。
・制作された時代背景と仏教美術の理解を深める。

講義概要

奈良時代までの仏教美術は、如来・菩薩・天部を中心とする比較的整然とした世界観によって構成されていました。しかし、平安時代初頭に密教が伝来すると、仏像表現は劇的に変化します。怒りの表情をもつ明王像、多面多臂の複雑な尊像、立体曼荼羅、護摩儀礼と結びつく造像など、それまでの日本には見られなかった造形が次々に誕生しました。
本講座では、密教が仏像表現に与えた影響を中心に、空海・最澄以後の密教美術の展開を学びます。特に、不動明王像の成立、両界曼荼羅、立体曼荼羅、多面多臂像、修法空間と造像の関係などを作品から読み解きます。仏像を「鑑賞対象」としてではなく、「祈りを機能させる装置」として考察します。

各回の講義予定

回 日程 講座内容
1 10/17 密教像の誕生 東寺講堂と高野山金剛峰寺の諸尊像について検討し、日本の密教像の特徴を見極めます。
2 10/24 密教像の展開 醍醐寺と仁和寺の諸尊像について考察し、密教像が展開していく謎に迫ります。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は11/14(土)を予定しています。
◆講義資料を毎回配付して、映像を鑑賞しながら授業を進めます。

講師紹介

村松 哲文
駒澤大学長・教授
1967年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学會津八一記念博物館を経て現職。元・禅文化歴史博物館長。専門は仏教美術史、禅美術。著書『アイドルと旅する仏像の世界』(NHK出版)、『関東 会いに行きたい仏さま』(NHK出版)『駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像鑑賞入門』(集英社新書)、『体感する仏像』(NHK出版)、『超図解 仏像大事典』(朝日新聞出版)など。
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