ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

本当にはじめての江戸時代古文書

  • 秋講座

戸森 麻衣子(東京農業大学講師)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全6回 ・10月15日 ~ 11月26日
(日程詳細)
10/15, 10/22, 10/29, 11/12, 11/19, 11/26
コード 330208
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・江戸時代古文書に関する知識を身につけ、簡単なくずし字を読めるようになる。
・古文書の解読を通じて、江戸時代のありのままの姿を知る楽しみを体験する。

講義概要

本講座は、はじめて江戸時代の古文書に接する方にも抵抗なく学習を進めていただける構成になっています。秋講座では、陸奥国弘前に居城を構えていた大名津軽家の文書をテキストにして、古文書の学習を進めていきます。前半3回は活字に翻刻された文書を読んで江戸時代の文章のスタイルを理解し、後半3回はくずし字文書の解読にチャレンジします。あわせて武家文書に関する基礎的情報についても解説する予定です。きっと、古文書の世界の楽しさ、奥深さを感じていただけると思います。【各回の講義予定】第1〜3回:「弘前藩の「御定書」と家臣団統制」/第4〜6回:「弘前藩の蝦夷地警衛関係文書を読む」

各回の講義予定

回 日程 講座内容
1 10/15 弘前藩の「御定書」と家臣団統制① 前半3回には、弘前藩津軽家が藩士に対して、守るべきことがらを達した御定書(国立史料館編『津軽家御定書』所収の翻刻史料)を読みつつ、江戸時代古文書にみられる独特の言い回しや用語について学んでいきます。江戸時代前期の言葉遣いは少しやっかいかもしれませんが、その頃の武士の様相がよくわかるでしょう。
2 10/22 弘前藩の「御定書」と家臣団統制②  
3 10/29 弘前藩の「御定書」と家臣団統制③  
4 11/12 弘前藩の蝦夷地警衛関係文書を読む① 読み解くくずし字文書は、陸奥国弘前津軽家文書(国文学研究資料館所蔵)からピックアップします。江戸時代後期、ロシア船に対する警戒のため、弘前藩は藩兵を蝦夷地に駐留させることを幕府から命じられました。それに関連して弘前藩で作成された諸文書を読んでみます。右筆と呼ばれる書記官が書いた美しい文字を中心に扱います。
5 11/19 弘前藩の蝦夷地警衛関係文書を読む②  
6 11/26 弘前藩の蝦夷地警衛関係文書を読む③  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆4回目以降は「くずし字辞典」をご持参いただきます。お持ちでない方はご購入ください(3,500円〜6,000円程度)。どの「くずし字辞典」を選べばよいのかについては初回講座にてご案内します。
◆休講が発生した場合の補講日は、12月3日(木)を予定しております。

講師紹介

戸森 麻衣子
東京農業大学講師
1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程修了。専攻は日本近世史。幕府直轄領(天領)の支配のしくみや、旗本・御家人などについて研究をおこなっている。著作に『江戸幕府の御家人』(東京堂出版、2021年)、『大江戸旗本 春夏秋冬』(東京堂出版、2023年)、『仕事と江戸時代―武士・町人・百姓はどう働いたか―』(ちくま新書、2023年)、『長崎奉行遠山景晋日記』(共編、清文堂出版、2005年)などがある。

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