ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

日本語再発見―母語の魅力を見つけに行こう! 「言いさし」が成立するワケ、曖昧なふりして実は論理的

  • 秋講座

清水 由美(日本語教師、法政大学大学院等講師)

曜日 水曜日
時間 13:10~14:40
日程 全5回 ・10月14日 ~ 11月25日
(日程詳細)
10/14, 10/21, 11/11, 11/18, 11/25
コード 330211
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・「そういえば日本語のこと、じつはよく知らなかったな」と気づく。
・「日本語って難しいよね」と(安易に)言わなくなる。
・「日本語っておもしろい!」と(改めて)思えるようになる。

講義概要

日本語ネイティブにとっての日本語は、水や空気のようなもの。自在に使いこなせていても、改めてそのしくみを説明するのは難しいものです。今学期は、名詞・形容詞・動詞・副詞といった品詞レベルで、日本語を見つめ直してみましょう。品詞といっても、辛気臭い無味乾燥なお話ではありません。たとえばよく「日本語はあいまいだ」などと言われますが、主語の省略や文末の言いさしがあっても日々の会話は成立していますよね? その裏には、日本語ならではのすてきなヒミツがあるのです。そんなヒミツを品詞ごとに探っていきましょう。ご案内役は、長年留学生に日本語を教えてきた日本語教師が務めます。

各回の講義予定

回 日程 講座内容
1 10/14 ナウい人とナウな人、どっちがナウ? まずは形容詞から見てみましょう。◆キーワード:形容詞/形容動詞、イ形容詞/ナ形容詞、名詞、外来語 ◆テキスト該当箇所:5章
2 10/21 品詞の谷間 つぎは動詞です。動詞と名詞、動詞と形容詞の間にも、意外なヒミツが隠れています。◆キーワード:動作動詞/変化動詞/状態動詞、進行/結果 ◆テキスト該当箇所:6章
3 11/11 お茶が入りましたよ 動詞という品詞は言語の花形、まだまだ見どころたっぷりです。◆キーワード:意志動詞/無意志動詞、自動詞/他動詞、視点の統一 ◆テキスト該当箇所:7章
4 11/18 日本語はあいまい? 非論理的? あいまいに見えてもちゃんと通じているのは、それを支えるしくみがあるからです。それは? ◆キーワード:敬語、感情・感覚形容詞、やさしい日本語 ◆テキスト該当箇所:8章
5 11/25 みなまで言うな 副詞は「品詞のゴミ箱」なんてひどい呼ばれ方をすることもあるのですが、どっこい、日本語を支える重要なメンバーです。◆キーワード:程度副詞/様態副詞/陳述副詞、呼応、言いさし ◆テキスト該当箇所:9章

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆日本語ネイティブを対象としますが、母語話者なみに日本語を解する方なら、どなたでもご参加ください。
◆2026年度春学期の続きになりますが、今学期からのご参加も、まったく問題ありません。
◆2024年度夏学期に中野校で実施した「日本語びいき」と基本的に同じ内容を、最近の用例を交えながらお話しします。
◆「気になる日本語」についてのご意見・ご質問を歓迎します。開講中、随時コメント用紙にてお寄せください。
◆休講が発生した場合の補講日は、12月2日(水)を予定しております。

テキスト

テキスト
清水由美『日本語びいき』(中公文庫)(ISBN:978-4122066243)

講師紹介

清水 由美
日本語教師、法政大学大学院等講師
1958年岐阜県高山市生まれ。東京外国語大学英米語科卒業、お茶の水女子大学大学院修士課程修了。マレーシア・マラヤ大学(国際交流基金派遣)、千葉大学等を経て現職。留学生からの想定外の質問に「日本語を外から見る目」を鍛えられる日々。著書に『日本語びいき』(中公文庫)、『すばらしき日本語』(ポプラ新書)など。

  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店