ジャンル 人間の探求
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「ステレオタイプ」「無意識の差別」の正体 心理的メカニズムの理解と共生へのヒント
唐沢 穣(名古屋大学特任教授・名誉教授)
| 曜日 | 木曜日 |
|---|---|
| 時間 | 13:00~14:30 |
| 日程 |
全4回
・10月29日 ~
11月26日 (日程詳細) 10/29, 11/12, 11/19, 11/26 |
| コード | 730564 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・分け隔てする心の仕組みを、実証的事実をもとに理解する。
・意識されない心理過程の特徴とその影響について理解する。
・偏見や差別のない社会を築くための手がかりを得る。
講義概要
古今東西、わたしたち人間の社会は「分け隔てする心」が引き起こす問題であふれています。自分でも気づかないうちに他の人々を色めがねで見る偏見やステレオタイプは、身近な対人関係や組織・集団の中に摩擦や対立を生むこともあれば、社会全体に不当な差別が広がる原因のひとつにもなります。この講座では、心の中に生じる分け隔ての仕組みとその影響について、実験や調査によってそれを明らかにしてきた社会心理学研究から学びます。そこでは特に、誰もがもつ心理的な特徴が暴発すると、どのような結果に至るのかに焦点をあてます。この理解をもとに、偏見や差別を減らすための方策について、やはり実証的な事実に基づいて考えます。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 10/29 | ステレオタイプや偏見が生まれる過程 | 大量で複雑な情報に囲まれて生活する私たち人間は「認知的節約」をしようとする特徴をもっています。誰もが備えるこの心理的特徴が、ステレオタイプや偏見の原因となる過程について学びます。 |
| 2 | 11/12 | 「うち」と「そと」を隔てる心の壁 | ひとりでは生きていけない人間にとって身内や仲間は欠かせない存在です。しかし「うち」と「そと」の区別が弊害となって、対立や差別へと至ることもあります。その過程を実証的な社会心理学研究の成果から学びます。 |
| 3 | 11/19 | 意識されない心理過程とその影響 | ステレオタイプや偏見には、自覚できる側面と、できない側面があります。当然、非自覚的な心理過程の正体を知ることのほうが難しいのですが、これを明らかにしてきた心理学研究の手法と知見について学びます。 |
| 4 | 11/26 | ステレオタイプや偏見を低減するためには? | ステレオタイプや偏見が起こる心理的な仕組みを知ることは、これを減らしたり無くしたりすることに活かせるはずです。どのような方策が可能なのかを、ここでも実証的な研究結果をもとに考えます。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は、12月3日(木)を予定しております。
◆参考書籍:『偏見や差別はなぜ起こる?心理メカニズムの解明と現象の分析』北村英哉・唐沢穣編著(ちとせプレス)
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
講師紹介
- 唐沢 穣
- 名古屋大学特任教授・名誉教授
- 専門分野は社会心理学。特に社会的認知の観点から、集団間対立の原因となるステレオタイプや偏見、道徳意識の構造と影響、文化と認知の相互関係などについて研究している。アジア社会心理学会長ほかの立場から、国際的な研究交流の推進にも力を入れている。




