ジャンル 世界を知る

オンライン

〈中世映画〉で読み解くヨーロッパの歴史と文化

  • 秋講座

図師 宣忠(甲南大学教授)

曜日 水曜日
時間 10:30~12:00
日程 全6回 ・10月14日 ~ 11月18日
(日程詳細)
10/14, 10/21, 10/28, 11/04, 11/11, 11/18
コード 730360
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・中世ヨーロッパ史についての基礎知識を獲得する。
・異文化としての過去の世界に対する理解を深める。
・史実とフィクションの異同を認識し、歴史的な思考を身につける。

講義概要

中世ヨーロッパを舞台やモチーフとした映画を「中世映画」と呼びます。ジャンヌ・ダルク、ロビン・フッド、アーサー王をはじめ、中世ヨーロッパの歴史と伝説はこれまで数多くの映画の題材となってきました。本講義では、「中世映画」を手がかりとして、映像で描かれる「中世ヨーロッパ」と現実の中世ヨーロッパ世界の異同を確認しながら、さまざまな角度から中世文化を読み解いていきます。また、歴史学において中世ヨーロッパという過去の世界がいかなるプロセスを経て明らかにされるのか、史実とフィクションの間にどのような違いがあるのか、現代社会において「中世」を理解することにどんな意味があるのかについても考えてみたいと思います。

各回の講義予定

回 日程 講座内容
1 10/14 イントロダクション:「中世映画」とは何か 「中世映画」のラインナップを紹介しながら、「中世映画」を通じて中世ヨーロッパの歴史と文化を読み解くコツを紹介します。
2 10/21 『ジャンヌ・ダルク』:語り継がれる史実とフィクション カール・Th・ドライヤー『裁かるるジャンヌ』を筆頭に、ジャンヌ・ダルクは「中世映画」で幾度となく描かれてきました。それらの姿から史実と伝説のはざまを探ってみましょう。
3 10/28 『第七の封印』:死を前にした人間、鞭打ち苦行あるいは死の舞踏 疫病が流行した時代、死を前にした人間はどのような反応を見せていたのか。イングマール・ベルイマン監督の傑作を「中世映画」の観点から取り上げます。
4 11/04 『ブラザー・サン シスター・ムーン』:聖フランチェスコの半生 聖フランチェスコについてもフランコ・ゼフィレッリ監督の作品をはじめ複数の映画が撮られています。その半生を辿りながら聖フランチェスコとその時代を覗いてみましょう。
5 11/11 『薔薇の名前』:正統と異端の相剋 ウンベルト・エーコ原作の同名小説がジャン=ジャック・アノー監督によって映画化されました。中世描写に定評のある本作品を通じて「中世らしさ」について検討します。
6 11/18 まとめ:アナクロニズムと「中世映画」 中世ヨーロッパという過去の世界はいかにして明らかにされ得るのか。歴史学のアプローチと「中世映画」の描き方を見据えて、現代社会において「中世」を理解することの意義を振り返ります。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は、11月25日(水)を予定しております。
◆Zoom ウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)

講師紹介

図師 宣忠
甲南大学教授
京都大学博士(文学)。主な著書に、『エーコ『薔薇の名前』──迷宮をめぐる〈はてしない物語〉』(慶應義塾大学出版会、2021年)、『映画で味わう中世ヨーロッパ──歴史と伝説が織りなす魅惑の世界』(編著、ミネルヴァ書房、2024年)がある。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店