ジャンル 文学の心

中野校

はじめての川柳―鑑賞と実作

  • 秋講座

暮田 真名(川柳作家、川柳結社「蜂」主宰)

曜日 土曜日
時間 10:40~12:10
日程 全5回 ・10月17日 ~ 12月12日
(日程詳細)
10/17, 10/31, 11/14, 11/28, 12/12
コード 330125
定員 20名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・幅広い川柳作品に触れる。
・川柳を実作する力を養う。
・句会を通して、作品を鑑賞し合う。

講義概要

川柳は、五七五という短い形式で、日々の暮らし、社会へのまなざし、ことばのおもしろさを表現する文芸です。身近で親しみやすい形式でありながら、時事川柳、伝統的な川柳、現代川柳など、その表現はさまざまな方向へ展開してきました。本講座では、さまざまな川柳作品に触れながら、鑑賞と実作の両面から川柳を学びます。前半では川柳の基本、作品を読む視点、作句の方法、句会の進め方を扱います。後半では受講者の皆さまに実際に川柳を作っていただき、句会形式で作品を読み合います。投句、選句は電子メールで行います。
※参考図書『ゆきどけ産声翻訳機』(左右社)。講座のイメージをつかむ助けになります。

各回の講義予定

回 日程 講座内容
1 10/17 川柳の見取り図―川柳とは何か、時事川柳とは何か 川柳の基本を学びます。俳句や短歌との違い、いわゆる「サラリーマン川柳」を含む身近な川柳のイメージ、時事川柳の歴史と現在について紹介します。社会やニュース、日常の出来事を川柳がどのようにとらえてきたのか、実際の作品を読みながら考えます。あわせて、時事川柳の実作者や専門家による作句の考え方を参考にしながら、題材の見つけ方、社会へのまなざし、風刺やユーモアの扱い方について学びます。
2 10/31 伝統川柳と現代川柳―読む視点、作る視点 伝統的な川柳と現代川柳の作品に触れながら、川柳表現の幅広さを学びます。人間観察、生活感覚、ことばの飛躍、ユーモアや批評性など、作品を読むための視点を確認します。伝統川柳については、先人や実作者の作句法を参考に、人間や暮らしのとらえ方を学びます。現代川柳については、ことばの組み合わせや意味の広がりを手がかりに、作句の方法を確認します。あわせて、句会の進め方について説明します。
3 11/14 句会①―身近な出来事や社会を詠んでみる 第1回で学んだ時事川柳の作り方を手がかりに、ニュース、世相、身近な出来事などを題材として川柳を作り、句会形式で読み合います。どのような出来事をどのような角度から一句にするのか、風刺やユーモアがどのように働いているのかを、作品を通して考えます。
4 11/28 句会②―人間や暮らしを詠んでみる 第2回で触れた伝統川柳の作り方を手がかりに、人間関係、日々の暮らし、感情や行動の機微などを題材として川柳を作り、句会形式で読み合います。人間観察や生活感覚がどのように一句になるのか、作品の魅力や表現の工夫について考えます。
5 12/12 句会③―ことばの発見から詠んでみる 第2回で触れた現代川柳の作り方を手がかりに、ことばの組み合わせ、意味の広がり、読後に残る印象などに注目して川柳を作り、句会形式で読み合います。最後に講座全体を振り返り、今後も川柳を読むこと、作ること、句会に参加することを続けていくための参考書籍や方法を紹介します。

講師紹介

暮田 真名
川柳作家、川柳結社「蜂」主宰
川柳作家。川柳結社「蜂」主宰。主な著書に、句集『ふりょの星』(左右社、2022年)、入門書『宇宙人のためのせんりゅう入門』(左右社、2023年)、エッセイ集『死んでいるのに、おしゃべりしている!』(柏書房、2025年)、『ゆきどけ産声翻訳機 Best selection 100 現代川柳アンソロジー』(左右社、2026年)がある。
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